歩さんの旅行記。たまたま目に留まったネット記事で、この人に興味を持ち、本を読むことになった。
この記事の中で(リンクは3ページ目を張っています)
日本では、誰が何をやってもまず否定から入り、他人の粗をとことん探す。
芸能人が何かトラブルを起こせば、「待ってました」とばかりにまるで鬼の首を取ったかのように猛烈にネット批判して引退レベルまで追い込む。
トラブルを起こさなくてもネット批判は日常茶飯だ。
海外では、他人のことに一切興味がない国も多くあるが、
日本では、次から次へと標的を見つけては他人の粗探しを行ういわゆるネット警察のような人達が多くいる。
さらには、日本の幸福度が世界に比べて低い らしい。
このネット記事を読んで、歩りえこさんの本を読んでみたいとなり読んでみた。
表題で誘っている通り、中身もちょこちょこソフトな下ネタを入れてきている。
内容は世界一周の思い出である。作者はかなりアクティブな人で、砂漠の横断やトイレに行けないバスなどなかなか過酷な環境を旅している。
現地の人の家にホームステイしたり、原住民と仲良くなったりとかなりワイルドな旅をしている。
アフリカや南米、中東など行きにくい国の話はおもしろく読ませてもらった。ただ、行きたくなるかと言われれば、なかなか難しい笑
最終章の旅をして学んだことに全てが集約されているように思う。
日本では当たり前のことが海外では当たり前ではないこと。
海外に出て日本の素晴らしさを改めて実感する。
さらに世界と比べて日本のおかしい所も改めて感じることができる。
ただ、本当に海外を見渡せばお金がなくても毎日を楽しく過ごしている人がたくさんいる。
心の持ちようが1番大事であると思った本である。
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